コラム

福岡のOEM会社3選!選ぶ際の注意点についても解説

店舗やネットで商品を販売し利益を上げるためには、いかにコストを抑えて必要な部分に資金を回せるかがポイントになるため、多くの企業は商品製造を他社に委託することが多くなってきています。

自社で工場を持たない場合、商品の製造はOEMやODMすることになりますよね。これまでこうした分野に挑戦したことがない方は、OEMを行っている会社を見つけるのはなかなか難しく、ネット等で出てくるOEM会社の一覧を手当たり次第調べていてるのではないでしょうか。

適当に見つけた企業を調べていては時間もかかるので、この記事では福岡でオススメのOEM企業を紹介します。OEM会社が多すぎて自社に合う企業をなかなか決められないといった方の参考になるように、OEM会社を選ぶ際のポイントについても解説していますので最後までご覧ください。

OEM会社とは?

起動の無料写真他社ブランドの製品の企画や開発、製造をしている企業のことをOEM会社(OEM受託製造会社)と呼びます。企画や開発も引き受けてくれる場合ODMとも呼びますが、OEM会社によって対応してる業務は異なるため、OEM会社にODMが含まれていることが一般的です。

製造委託のみを受託する企業もありますが、他にも下記のような業務をトータルでサポートするOEM会社もあります。

  • 企画
  • デザイン・設計
  • 法律に関する業務の代行
  • 物流業務の代行
  • 販売サイト構築・運用
  • マーケティング業務など

OEM会社の中にはオリジナル製品の製造。生産だけでなく、企画や開発、マーケティングといった業務全般をトータルでサポートしている企業もあります。また、数あるサービスの中から自社のニーズに合ったサポートだけを選択できるため、自社に足りていないリソースをカバー可能です。

半導体メーカーや飲料メーカー、自動車メーカーなどあらゆる業界でOEM(ODM)は一般的であり、自社で工場を持たないファブレス企業にすることで、工場建設の初期投資やメンテナス費用などの長期コストを商品開発や研究、マーケティングに回す目的があります。

OEM会社に製造を託することで浮いたコストをマーケティングに割けるので、市場の需給にいち早く対応する狙いもあるのです。海外でいえばIT業界大手のApple、国内では日本最大のゲームメーカーである任天堂などが、製品の製造を外部に委託し変化の激しい市場に対応しています。

過去にはOEMしていることを隠すような風潮もありましたが、商品の製造元は明らかにしなければならないので、OEM会社を利用する企業は今後も増えてくると言えるでしょう。

OEM会社を選ぶ際のポイント

OEM会社を選ぶ際には自社商品に関連するキーワード+OEMで受託してもらえる企業を探しているのではないでしょうか。各OEM会社は得意としているジャンルやカテゴリーがあり、対応しているロット数やサポート内容が大きく異なります。

そのため自社のニーズに対応してくれるOEM会社を選ぶ必要があるので、下記のポイントに気をつけてOEM会社を見つけましょう。

OEM会社を選ぶ際のポイント

  • ジャンルとカテゴリーを絞る
  • サポート内容を確認
  • ロット数・商品単価を比較
  • これまでの顧客をヒアリングする
  • OEM製品の品質をチェック

OEM会社を選ぶ際には自社製品に対応しているジャンルの会社を探しますが、この際にOEM会社の得意なカテゴリーを確認する必要があるでしょう。

例えば、アクセサリーのOEM会社を探している場合、メッキ処理が得意やネックレスをメインに製造しているなど、特定のカテゴリーに特化している工場を見つけることで自社の企画やデザインに合ったOEM会社を見つけることができます。

また、サポート内容から自社に必要なサービスを確認し最低ロット数、ロット数ごとの商品単価を他社と比較してください。この時、商品の納品時期や対応のレスポンスなども見ておくと良いでしょう。

企画や開発の委託を検討している場合は初めて問い合わせる段階で、これまでの取引実績を尋ね、どういった規模の企業との取引が多いのかを把握しておき、自社に合った企画、見合うコストを提案してもらえるのかを確かめておくことも必要です。

ある程度OEM会社が絞りこめたら、製造を委託する工場の製造体制や品質をチェックしておきましょう。特に健康食品や化粧品などをOEMする際には品質が最も重要なポイントになるため、AQL(合格品質水準)に基づき国際規格で品質管理に力を入れているOEM会社をオススメします。

AQLとは、Acceptable Quality Levelの略で、合格品質水準のこと。

例えば、1Lot中に3000個あるとします。 3000個すべて検査するのは、非常に工数がかかります。 そこで、抜き取り検査するときに、この「AQL」を使います。

福岡のOEM会社3選

OEM会社を選ぶ際には自社のイメージや企画にあったオリジナル製品を製造してくることも大切ですが、自社にかけている部分を見つけてくれたり、必要な部分を提案してくれたりするOEM会社選びが重要です。なので、ここでは福岡でオススメのOEM会社を3社紹介します。

広洋貿易株式会社

弊社、広洋貿易株式会社は福岡市博多区に本社を構える中国輸入専門商社です。
現地工場から商品を輸入する卸業務から、オリジナル商品開発・簡易OEMのご対応が可能です。

オリジナル商品開発では財布や小銭入れなどの小物類を中心に、コスメグッズやエコ素材を使用した食器類などのオリジナル商品開発を行っております。中国にある工場で商品を製造するため、大幅にコストを抑えて開発できる環境が整っております。

中国と日本それぞれに専門のスタッフが常駐しているので、商品開発に不安な方も専門の知識を持つスタッフがオリジナル商品販売に欠けている部分をサポートいたします。

小物類やエコ素材、コスメグッズの自社オリジナル商品開発・製造委託を検討している方はお気軽にご相談ください。

お問い合わせはコチラ

株式会社 博多よかろうもん本舗

加工食品のOEM受託製造を行う博多よかろうもん本舗は、加工食品や冷凍食品などを開発・製造受託するOEM会社です。

OEM会社でありながらフードプロデュース事業や通信販売事業を行っていることからも、企画や開発、販売などすべての業務をサポートできるのが大きな特徴です。

食品であればカテゴリーを問わず開発・製造できるため、これまでの取引実績は全国展開のチェーン店から個人の飲食店まで幅広いニーズに対応しています。

食品のオリジナル商品開発を検討している方にオススメのOEM会社です。

モリタインテリア工業株式会社

大川市に本社を置くモリタインテリア工業は、約70年の歴史を持つ総合家具メーカー。自社ブランド商品の販売から商業施設、公共施設などに特注家具を製作している会社です。

総合家具メーカーでありながらOEM会社として企画開発や製造など、家具に関わるサービスのサポートを行っています。自社工場生産のためワンストップでの商品開発により低コストかつスピーディーな自社ブランド商品の生産が可能です。

これまでの実績から販売資料の作成や配送方法などについても相談できるので、家具のOEMを検討している方におすすめのOEM会社と言えるでしょう。

まとめ

技術の無料写真OEM会社はそれぞれ得意としているカテゴリーが異なり、商品開発や製造受託の実績が多い会社ほど、オリジナル商品の販売業務に関わるトータルサポートに対応していることがわかったのではないでしょうか。

こうした実績のあるOEM会社は取引相手の規模が大きいことが当たり前で「自社に合っていない企画」や「見合わないコストでの提案」をされるのでは?と不安になる方もいると思います。しかし多くのOEM会社は小ロットでの発注が可能で、企業規模に左右されることは少ないでしょう。

OEM会社選びは自社オリジナル商品の売り上げだけでなく、商品開発や企画の方針を左右することもあるので、自社に足りない部分をサポートしてもらえるようなOEM会社を選んでくださいね。